【書評】メモの魔力 感想・レビュー


今回の記事は仮想ライブ空間サービスを展開するSHOWROOM株式会社社長 前田裕二さんが書いた「メモの魔力」についての紹介です。

発売した当初は大変話題になっていた一冊です。本屋に行くと、どこでも目立つスペースに積まれていました。そんな話題になっていた一冊です。

わたしは前回出版された「人生の勝算」ではじめて前田裕二さんを知り、すっかりファンになりメモの魔力を即購入した一人です。

メモの魔力はどんな本?

本書の目次は以下の通りです。
1章メモで日常をアイデアに変える
2章メモで思考を深める
3章メモで自分を知る
4章メモで夢をかなえる
5章メモは生き方である
終章 ペンを取れ メモをしろ そして人生を、世界を変えよう
付録 自己分析1000問

とあるようにメモの書き方だけの単なるハウツー本としてだけでなく

  • 夢をかなえ最高の人生を生きるための自己を振り返るツール
  • 日常をアイデアに変える具体的な活用方法

として活用できる本です。

最高の人生を生きる手段としてメモが有効だとも言っています。
それにしても自己分析1000問とは… 
正直最後まで行きついてないです。

こんな人におすすめ

  • 自分のことを知りたい人
  • ある程度メモを取る習慣のある人
  • <

  • アイデアをもっと生み出したい人

こんな人にはお勧めできません

  • そもそもメモを取る習慣のない人
  • 向上心のない人
  • 本を読まない人、実践する気のない人

さてここでは、本書の要点である「メモの取り方」と「メモの効果」について紹介します。

今の現代人が1日に目にする情報量は、江戸時代の人の1年分とも言われています。すさまじい情報量ですよね。

しかしその情報の多くは自分の頭で処理できずにいるのが現状でしょう。前田裕二さんは自分の頭だけでなく、メモを活用することで見逃した情報を拾い、整理し、アイデアに変えていくことができると言います。

以前、前田裕二さんが世界一受けたい授業というテレビ番組で話していた内容です。

スタジオにいるカズレーザーさんを例に、「カズレーザーさんはどうして印象に残るんだろう?」と考えます。「赤い服」による視覚効果が印象を強めていると気づいたら、「自分も印象を残したい時に「色」に注意してみよう」と思ったりできると例えていました。

流行っているものをメモして「なぜこれが流行っているんだろう?」後で振り返ってみるといろいろな発見がそこにあったりする、など「普段から疑問を持つ習慣をつける」ことで大きな気づきにつながると言っています。

また印象的だったのが「人は不完全なものに手を差し伸べたくなる」という言葉でした。
人気のアイドルの方を見ててもどこかギャップがある方が魅力的に見えたりしますね。

本書でのメモ術の要点は「ファクト→抽象→転用」のフロー化です。
インプットしたファクト(事実)をもとにして気づきを、応用可能な高さまで抽象化します。そしてさまざまなアクションに転用する。

ファクトは実際におこったこと、事実
抽象化は実際におこったこと、事実に対してどうしてそうなったのかを考えること
転用は抽象化したことを他のことに応用できるようにすること

メモをファクト(事実)だけに終わらせずに、抽象化し、さらに応用して実践することが重要だとくり返して述べている。

そもそも抽象とは何だろう?

例えば期の食べたブロッコリーを抽象化すると野菜になります。さらに抽象化していくと食べ物といった具合に抽象的な言葉になります。

柴犬で例えてみると、
柴犬→犬→動物→生命
といった感じでしょうか。

抽象化するほど本質的になるということでしょうか。具体的な事実をいったん抽象化してみることで本質が見えるということだと私は解釈しています。

そして本質をとらえているということは応用がきくということだと思います。
あなたのまわりに、「この人は本質を捉えるのがうまいな」って人はいませんか?きっとそんな人はどんな分野でもすぐに成功してしまうような気がします。

本書では「カメラを止めるな」を例に紹介していました。ちなみにこの映画、私も観ましたが久しぶりに映画を観てる間、笑い転げてました。

「カメラを止めるな」を例に「ファクト→抽象化→転用」を当てはめてみると
【ファクト】 300万円という少ない予算で、しかも俳優の方は無名の方のみ。なのにヒット。

ということはどういうこと?
【抽象化】 少ない予算ながら面白くヒットしている「落差」が人の共感を産んだ?ヒットの原因は落差かも。

他のことにどう生かす?
【転用】 仮想ライブ空間「SHOWROOM」にも肋鎖と共感が取り入れられないか?

ファクトだけで終わらせずに抽象化→転用まで習慣づけることで新たなアイデアが生まれやすくなりますね。

慣れないうちは、抽象化する作業は難しそうですが、実践あるのみだと思います。

実際のメモの書き方

  • ノートは見開きで使う
  • 左側のページはファクト
  • 右側のページに抽象化と転用
  • 4色ボールペンを使う

このように前田裕二さんのメモ術にはフォーマットがあります。詳しくは書籍を購入して確認してくださいね!
※メモの魔力モデルのノートブックとペンが発売されているみたいです。

まとめ

メモの魔力の魅力が伝わったでしょうか?

この本は単にメモを取るためのメモではなく、メモに書いたことをどう深めるか、思考の深め方まで学ぶことができます。

メモを習慣化することで、あらゆる物事に対しての応用が可能になります。
目の前に転がっているチャンスをつかむ確率が高まるでしょう。

今回はメモの取り方と効果に絞って紹介しましたが、他にもたくさんの情報が詰まった宝箱のような本です。ぜひ買って読み込み習慣化してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。